先月リクルート主催のOpenIDセミナーに行って以来
ちょっとOpenIDとかOpenSosialとかいうものに関心を持つ機会が増えています。
先日リリースした「行きたいお店」ははじめから
mixiとYahooとはてなのOpenIDに対応していたんですが
今回「読書メーター」にもOpenIDを対応させました!
つまりどういうことかといいますと・・
mixi、Yahoo!、はてなのアカウントをお持ちの方は
そのアカウントでも読書メーターにログインできます!
OpenIDって長所短所両方あると思いますが
これからのことを考えるとやっといて損はないかなと。
※以下開発的なことですのでご興味あるかのみご覧ください。
OpenIDでできること?
現在mixiはIDとニックネームしか取れなかった気がするんですが(セミナーの話を聞いていると)将来的には年齢や職業など
もっとプロフィールデータを取得できるようになると思います。
となると、自分が作ったサービスでそういうデータ入力を省けるので
ユーザーにとっても運営側にとっても楽ですよね。
運営側はDBには「ユーザーID」「認証側のID(mixiのIDとか)」とかを登録しておけば
プロフィールデータを取得できるようになります。
プロフィールデータを登録するのって結構動機がないと難しいですから
このmixiのプロフィールデータを利用できるのは大きいと思う。
たとえばYoutubeの動画を管理するサービスを作ったとき、
ユーザー間のコミュニケーションが特になければ
プロフィールを設定するには動機が少ないですよね。
でも職業とか年齢とか性別とかがわかればいろんな情報の見せ方ができます。
例えば、「女子大学生に人気の動画」とか。
カテゴリをジャンル別ではなくて世代別とか職業別とかにも簡単にできそうですね。
読書メーターはそういう風な見せ方をしていきたいと思っています。
まあそういう情報が見れることをメリットとすればプロフィール登録も促せるかもですが。。
OpenIDでできないこと?
例えば上のようにmixiのIDだけを取得してユーザー登録を行うと、今度はユーザーへのアプローチ手段がないことに気づきます。
アプローチ手段とは主に「お知らせメール」のようなものですね。
運営側からのお知らせだけでなくmixiでいえば
「新着メッセージが届いています」というようなお知らせも。
一般的なサイトですと登録時にメールアドレスを入力したりしますが
OpenIDではさすがにメールアドレスまで情報提供してくれないでしょう。
ですのでアプローチ手段を持っておきたい場合は
事前にメールアドレスを入力させるかもしくは
OpenID提供側でそういうサービスの提供を期待するしかないのかな
(↑結構期待)。
メールアドレスを入力させるにしても
Twitterみたいに認証メールとか省いてもいいかもですね。
アプローチ手段があるとないとでは
結構大きな差がありますのでよく考えておきたいですね。
おまけ
はてなのOpenIDアイコンがなかったので作ってみましたのでよければダウンロードして使ってみてください!

mixiとyahooは公開されていますが一応↓


2 Comments
はてなのOpenIDアイコンを利用させていただきます。
ありがとうございました。
追伸
御提供いただきます物は、ボタンですが、アイコンが有ると嬉しいです。
また、以下のログイン用アイコン・ボタンの提供をおねだりさせてください。
小生、美的センスが皆無なもので...
どんなアイコンがいいですかねー